「MUNIEQ Tetra Drip ブラックステンレス」でドリップの質を向上させる【ドリッパー】
こんにちはテツです。
持ち物について考えることが多々ありまして、珈琲器具もその内の1つです。
今日の事ですが、下記のツイートをしました。
デザインが美しくミニマルなドリッパー MUNIEQ Tetra Dripのご紹介
右:MUNIEQ
左:針金タイプのドリッパーMUNIEQの圧倒的ミニマルさよ。
というわけでハンドドリップはするけど出来るだけミニマルな商品が欲いという方、MUNIEQお勧めです。#ミニマリスト #コーヒー pic.twitter.com/5tPD8Nsu0e
— テツ/UnitPls (@ShiraiStanding) April 22, 2020
結論としてミニマリスト思考だけど珈琲が好きな方におすすめなドリッパーです。
MUNIEQ公式 : https://munieq.theshop.jp/
Amazon : Tetra Drip TD-01SL レザーケース付き(ブラックはAmazonに無いので通常モデルを掲載)
今回はMUNIEQ Tetra Dripを詳しく見つつ、今まで使用していた珈琲器具と比較などしていきたいと思います。
MUNIE Tetra Dripを買った理由
冒頭でも少し触れましたが、私は持ち物を見直してはこれは必要なのか、他にもっと手間を無くしてくれる良い商品はないだろうかなど比較検討を行う習慣がありまして。
日常生活の中で使う時間を少しでも短縮し、スペースを取らない、様々な状況で使用できるナイスなデザイン性を持つ製品を好んで使っております。
そういった考えの元、珈琲器具をブラッシュアップしていく中でドリッパー部門の最適解が「MUNIEQ Tetra Drip 01S-bk」だったわけです。
ドリッパーの購入基準もありまして、
- ミニマルでナイスなデザイン
- 洗いやすい製品である事
- とにかく薄く、質感が高い物
- キャンプに行くのでアウトドア用としても活躍できる物
- ドリップしやすい製品である事
などが購入の基準としてありました。これを満たすような製品が中々無い中で以前から目を付けていたMUNIEQの製品が良いのではないかという思考に至りまして、今回購入した次第です。
使用感と他製品との比較
使用感としては結構理想的かなと思っております。ついでに今まで使用していたドリッパーとも比較しつつ見ていきましょう。
使用感
使用感については購入基準と照らし合わせて書いていきたいと思います。購入理由=要求する使用感だったりするので、どれだけ機能を満たせているのかといった所は重要なポイントです。
デザインについて
デザイン性に関してはかなりいい感じのデザインかと思っております。届いて開けてみて即気に入りました。
購入理由の半分を占めていると言っても過言ではないのがデザインでした。どのような物を買う場合でもそうなのですが、自分の気に入ったデザインの物は使っていて気持ちの良いものです。
このドリッパーのデザインの秀逸だなと思う部分は「板である事」と「凹凸が無い事」ですね。
これは「洗いやすさ・薄さ」に直結してくる部分でもあります。
洗いやすさ(メンテナンス性)
洗いやすさも重要です。私は1日2回は珈琲を淹れるので、洗いやすい商品でないとメンテナンスに時間を取られてしまい他の作業にかけられる時間は減ってしまいます。
その点このドリッパーはデザインでも少し触れましたが、「本体が3枚の板で構成」されているため非常にメンテナンス性が高いです。
なので珈琲を楽しんだとしてもドリッパーを洗う時間はさほど必要なく、ステンレスというものの特性を生かすのであれば「塗れたティッシュで表面についたコーヒーを拭き取り、乾いたティッシュで水気を取れ」ばメンテナンス終了でもいいかもしれません。
洗い方やメンテナンスについての考え方はそれぞれあるかと思いますので、おすすめの洗い方はありませんが、このドリッパーが洗いやすいものであることは確かかなと思います。
薄さ・質感
冒頭のツイートを見ていただいてもわかるかと思いますが、とにかく薄いのです。測って驚きましたが私の所に来た個体に関しては3枚で1mmを若干切ります。
薄いと収納する際にも場所を取らず、何かの隙間やポケットにも手軽に収納できるので、アウトドアでの珈琲では重宝します。
立体的で折りたためない製品だと旅行に持ち出すのも面倒になり、引っ越しなどでは少しのスペースが積み重なって段ボールを増やします。
その点「MUNIEQ Tetra Drip」はとにかく薄くスペースを取らないので旅行、引っ越し、キャンプ、ちょっとしたアウトドアなど様々な状況でかなり重宝するかと思います。
また質感も高く、かなり薄い金属でありながらとても綺麗に面取りがされているので、よほど強い力で押し込むもしくは皮膚が薄くない限りは怪我の心配もないと思います。
※説明書には組み立ての際、安全を考慮して手袋をはめて下さいと書かれているので、特に皮膚の薄い方や小さいお子さんなどは説明書を守って使用してください。説明書を守らない場合の怪我は自己責任となりますので、注意が必要です。
そういったモノの精度の高さもこいつの魅力の1つかなと思います。
アウトドア性能
これは文句なしの100点だと思います。何故なら「家で淹れる珈琲と同等のクオリティを自然の中や旅行先で楽しめる」からです。
アウトドア珈琲は家で飲むものよりも美味しい(主観です)わけですが、家で落ち着いて淹れる珈琲もまた美味しいものです。
慣れ親しんだドリッパーはその特性も把握しやすく、ドリッパーの特性に合ったドリップができるわけですが、キャンプ限定で使う折りたたみドリッパーはその時しか使わないため、自分の中の100点かといわれると難しい所です。
ということは家で使うドリッパーをアウトドアで使用できれば最強なのでは?と思ったのです。
「MUNIEQ Tetra Drip」は家で使うドリッパーとしても全く遜色なく(むしろ一般的なものよりも良い←主観)使用できますし、素材感もデザインも最高に良い製品なので気分も上がりさらに珈琲が美味しくなります。
そんなわけでして、家で特性を理解し尽くした最高のドリッパーを自然の中というロケーションで楽しめば今までに無いくらい特別な珈琲体験ができるのではないでしょうか。(書いてて思いますがめちゃめちゃ気に入ってますねw)
ドリップのしやすさ
ドリッパーはドリップするための道具なので、ドリップのしやすさは最重要です。
さてこのTetra Dripはというと、円錐と同じくらいドリップしやすいなと思いました。
届いて1回目のドリップでは「これ3角形だからドリップも難しいかもしれない」と思ったのですが、
- 高さが絶妙でドリップの際縁がポッドに干渉しない
- 中心は円を描くように、外側は形に沿うようにドリップすればいいので円錐と同じようにドリップできる
といった所でもう完全に愛用品になりました。
モデルは少し異なりますがAmazonで買えるリンクも貼り付けておきますので興味があればどうぞ。
MUNIEQ(ミュニーク) Tetra Drip 01SL レザーケース付き : Amazon
他製品との比較
最後に今まで私が使用してきたドリッパーとTetra Dripを比較したいなと思います。
その前にドリッパーは使い方や利点など製品ごとにそれぞれあります。どの製品もユーザーの使い方や思想次第で評価が変わるかと思いますが、今回は私の使用用途においての評価となりますのでそのような視点で読んでいただければ幸いです。
KONO名門との比較
コーノ 名門 2人用 MDN-21 : Amazon
このドリッパーもかなり美味しい珈琲が淹れられるドリッパーです。
ただ冒頭でも上げた購入基準を評価するのであれば
- デザイン→MUNIEQ
- 洗いやすい→MUNIEQ
- 薄い、質感が高い→MUNIEQ
- アウトドア性能→MUNIEQ
- ドリップしやすい製品である事→同列
かと思います。KONOは家で珈琲の味を極める場合には持ってこいなドリッパーだなと思っております。
UNIFLAME コーヒーバネット cute : Amazon
この辺りは結構比較が面白いかなと思います。金属でありながら価格の安いUNIFLAMEさんのドリッパーですが、アウトドアで何度も使用してきました。
このドリッパーは円錐ドリッパーと同じような使い方ができるので、円錐ドリッパーを使用している場合には重宝するかなと思います。
ただ比較コンテンツなので一応比較もしますと
- デザイン→MUNIEQ
- 洗いやすい→同列
- 薄い、質感が高い→MUNIEQ
- アウトドア性能→MUNIEQ
- ドリップしやすい製品である事→MUNIEQ
かと思います。やはり利点でもあり欠点なのが縁がバネということでして、フィルターの収まりが悪いんですよね。ドリップしているとフィルターが変形してしまうので、そこが惜しい所です。
ただこのUNIFLAME コーヒーバネット cuteはケースが中々優秀でして、ドリッパーとフィルターを同時に格納することができます。逆にMUNIEQのレザーケースはドリッパーピッタリサイズなので押し込めば入るかもしれませんが基本的にフィルターを入れることができません。
なので私はコーヒーバネットのケースにMUNIEQ 01サイズ用のレザーケースとフィルターを格納して使用しております。
この組み合わせが中々よさげなので、両方ともお持ちの方は試してみるといいかもしれません。
マックマー カフェメタル
マックマー カフェメタル : Amazon
このカフェメタルという製品は少し今まで比較してきたドリッパー達とは違いまして、紙のフィルターを必要としないドリッパーとなります。こいつの利点は消耗品が無くなるという事とオイルが楽しめるという点でして、経済的に優しいかつ珈琲豆から出るオイルを楽しむことができる製品となっています。
味に関しては好みがあるかと思いますので何とも言えない所ではありますが、ネルドリップに近い味がします。一般的な珈琲と比較するとこのカフェメタルは非常にまろやかな味が特徴的なドリッパーです。
さて比較ですが、
- デザイン→MUNIEQ
- 洗いやすい→MUNIEQ
- 薄い、質感が高い→MUNIEQ
- アウトドア性能→MUNIEQ
- ドリップしやすい製品である事→カフェメタル
となります。こいつも癖のないデザインかつ質感も高い製品でドリップのしやすさはフィルターが無い分勝るという評価をしました。
ただこれが欠点でもありまして、アウトドアの際、水道のない場所では洗いにくいんですよね。金属フィルターなのでドリップ後は素早く洗浄したいのですが、洗い場が無いと対処しずらいのです。
なので家でネルに近い味を手軽に楽しみたい、消耗品を無くしたいという方には最適かと思います。
まとめ
私の使い方の場合、総合的にMUNIEQが最強でした。
- ミニマルでナイスなデザイン
- 洗いやすい製品である事
- とにかく薄く、質感が高い物
- キャンプに行くのでアウトドア用としても活躍できる物
- ドリップしやすい製品である事
という条件をすべて満たしてくれる良い製品だと思います。
MUNIEQ公式 : https://munieq.theshop.jp/
Amazon : Tetra Drip TD-01SL レザーケース付き(ブラックはAmazonに無いので通常モデルを掲載)
同じような使用用途や思想、持ち物にこだわりたい方にはぜひおすすめな商品です。
というわけで長くなりましたが、今回の記事が参考になれば幸いです😌