【全ビジネス共通】小学生でもお金を稼いでいた話【お金の話】
こんにちはテツです。
今回はお金の話をしたいと思います。
今日こういったツイートをしました。
小学生でも稼げる時代ですが、インターネットを知る以前から小学生でも稼げましたよ。私は小学1年生からフリーマーケットで物を売って利益を上げていました。全額散財もしてきましたが超勉強になりましたよ。小学生でもビジネスめっちゃいいと思います。#ビジネス
— テツ/UnitPls (@ShiraiStanding) April 29, 2020
現在はスマートフォンやインターネットシステムが普及し、YouTube・メルカリ・minneなど広告収益、物を売るなど様々な方法でお金を増やすことが可能です。
つまりは店舗やイベントに参加せずともどこからでも商品を売ることが可能という事です。こういったシステムは活用すべきですし、誰でも参入可能なので是非手を出してみて下さい。
これで終わってもいいのですが、私の実体験を話しつつ小学生でもお金は稼げるよという話をしたいと思います。
小学1年生が一日4000円稼いだ方法
結論:フリーマーケットに参加しました。(=不要な物をお金に変える)
地元でフリーマーケットを開催しておりまして、誰でも出店費用を払えば参加可能でした。小学生でも参加費を払えば登録可能だったのですが、年齢的に親に便乗して商売を始めました。
どうやって売ったのか
まず売り始めたのは不要品です。当時流行っていたカードゲームのカードを片っ端から出品し値段を付けて売りました。
当時はカードを売っている業者もほとんどおらず、個人で出品しているような人が多かったため会場を回りながら絶妙な価格設定でカードを売りさばきました。
流れ化しますと
不要な物とカードがある ↓ どうにかして売れないかと値段を付けて出品 ↓ 適正価格がわからないので周りの店舗を見て調査 ↓ 他店舗よりも若干安く出品し、買うメリットを提示 ↓ 価格交渉に応じつつも利益の出る価格で売る
ここで得られた利益が1日4000円程度です。小学1年生が初めて商売をして得る利益としてはかなり高いと思います。
ここで得られた教訓をリスト化します
- 価値のある不要品はお金になる
- 適正価格を付ければ商品は売れる
- マーケットを調査すれば適正価格は見えてくる
- セールストークは大切←買うメリットを明確に提示
- 値段交渉を見越して高めの値段を提示するが、交渉に応じて価格を下げる
です。この辺のリストはすべての商売に通用する所があるかなと思っておりまして、これら教訓を使って毎年2~3回フリーマーケットで商売することになります。
現在で言えば不用品をメルカリで販売してみる事と同義かと思います。
小学2年生在庫が無くとも利益を出すことができる方法
結論:その場で仕入れ、商品販売する。
ここからは金額を覚えておりませんが、そこそこ稼いでいたと思います。
ただ手法を変えておりまして、仕入れから販売までフリーマーケット内で完結させるという方法を導入しました。
本質的には安く買って適正価格で売るというやつですね。これは流れで説明します。
マーケット開始前から商品購入交渉を行う ↓ 安く仕入れた商品と持ちこんだ商品を混ぜて自身の店舗にて適正価格で出品 ↓ 市場調査しつつ売りさばく ↓ マーケット終了直前に値下がりした所を買い占め商品在庫を補填
これで無在庫だとしても商売が可能になります。最終的に在庫を確保しているので無限に物が売れますね。
ここで得た教訓をリスト化します
- 在庫がなければ仕入れればよい
- 安く買って適正価格で売ると最も利益が出る
- 在庫の補充は価格が下落するタイミングで一気に行う
こんな感じです。株式投資と根本的には一緒ですね。
現在で言えば無在庫転売などでもこの教訓は使えるかと思います。セドリなんかは大体これですね。先程の例の続きを書いてみましょう。
メルカリで利益を得る→得た利益を元にセドリを始めるといった所でしょうか。ただ続きがあります。
小学3年生から自分で商品を生産し販売する
結論:アクセサリーを制作し販売しておりました。(=自身で商品を製造、販売する)
まずカードの売れ行きは良いので売り方は据え置きでした。ただこの辺りから業者が台頭してきたので利益を出すのが厳しいなと思っておりまして、他の方法をとらなければならないと確信しました。
そこでアクセサリー作りです。アクセサリーを出品している店舗はあまり無く、これは狙い目だなと確信できたため参入しました。
アクセサリー制作の意図とターゲット層
私は偶然にも天然石が好きな小学生でして、綺麗な物に対する目利きはこの時点で3年程ありました。その知識と経験を総動員し、材料を業務用量発注、アクセサリー制作を開始しました。
この当時販売したのはキーホルダーとイヤリングでして、競合がいない事、珍しさも相まって売れ行きは好調でした。
因みになぜキーホルダーとイヤリングかといいますと、小中学生は筆箱に、高校生以降は携帯にキーホルダーを付ける文化がありまして、そこに乗っかった形です。(流行に波乗り)
イヤリングは金具が安かったのと、ピアス穴を開けれない年齢や開けたくない人=全女性を顧客にしたいと考え制作しておりました。
流れとしては
業者の台頭=小学3年生の資本力では業者に勝てないと判断 ↓ マーケットに無い商品を販売しようと決意 ↓ マーケットをベンチマーク、無い商品をピックアップ ↓ 得意分野を生かせる商品はないものかと試行錯誤 ↓ アクセサリー制作を決定 ↓ 原価と労力を割り込まない価格で販売 ↓ パーツの仕入れ価格よりも高い利益が発生 ↓ 材料の仕入れ用資金調達完了
という感じです。このフェーズで行った大きな事としては男性向け商品のみ取り扱い→女性向け商品の取り扱いによるマーケット拡大です。
要因を考えると複合的ではありますが、それによる所も大きく、1日で1万円を超える収益を発生させることができました。
ここでの教訓もリスト化します
- 勝てない分野からは手を引く
- マーケットに無い商品を出品する事で利益が出る
- 得意分野を生かせる商品を生み出すための試行錯誤はとても重要
- 自身で商品を作れば仕入れコストが下がる
- 社会のトレンドを読む事で利益拡大を狙える
- 希少性(ここでは小学三年生が制作)は超重要
- 万人をターゲットにした商品展開で利益拡大可能
- すべての性別に対して商品を売ると利益がざっくり倍になる
という教訓を得ることができました。
先程までの流れを踏襲して現在で考えましょう。
メルカリで不用品を売る→セドリを始める→セドリの利益を元に起業、個人の強みを生かし大企業が参入しない商品の販路を確保、販売
起業まできました(笑)。規模は違いますが、本質的には近い事だと思います。だたここで終わりません。
小学4年生コンサル・セミナーを始める
結論:フリーマーケットでの売り方と値段設定コンサル、アクセサリー制作教室を始めました。(=コンサル、セミナー)
フリーマーケットコンサルタントという謎事業
フリーマーケットで商品を売りに売ってきた私はそこで物をいかにして売るか、どのような値段を付ければよいかを熟知しておりました。
その知識と経験、実績から信頼をいただきまして、友人らからコンサルを依頼された形です。
流れとしますと
コンサル依頼が入る ↓ 登録手続きの方法を説明し、始めは一緒に行う ↓ 商品に合わせたディスプレイの仕方、必要な物を提示 ↓ 依頼者自宅へ訪問、商品を見つつ価格設定 ↓ 当日出店場所へ訪問、市場調査をして価格更新 ↓ 価格更新の仕方を指導 ↓ コンサル料をいただく
このような流れでコンサルしておりました。コンサル料はまちまちでして、歩合制や固定費制など、依頼者の負担が少ない形をとっておりました。
ノウハウ指導も丁寧にしていたため、2回目以降は私の助けを必要とせずに出店できている方がほとんどでした。
アクセサリー教室
制作開始から1年程経過しアクセサリー制作にも慣れていたため教室を開き、製作費と授業費込みで教室をする事を始めました。
教室の方は小学生相手ですからかなり良心的な価格設定でして、収益はほぼ0でしたが信頼を得られたかと思います。
そこから平日はアクセサリー制作をしつつ、要望があればアクセサリー教室を開き、ついでに制作物が破損した場合修理サービスも行っておりました。
そしてフリーマーケットがある都度アクセサリーを販売し、その収益でパーツや商品の数を増やしておりました。(参考までに毎日宿題もやっていましたし習い事も2つこなしています)
流れとしますと
教室開催依頼が入る ↓ 自宅にて教室を開き、必要な道具を貸し出し徹底指導 ↓ 指導料兼材料費をいただく
という感じです。オプションとして行っていたサービスもリスト化しておきますと、
- 私もしくは教室での制作物修理サービス
- 他社製アクセサリー、キーホルダー修理サービス
などを行っておりました。母の日前などは依頼が増える傾向にありましたね。
この教室は完全に趣味でしたので利益度外視でした。ただ付随して信用を得られたのは大きかったです。
これは狙っていたわけではないですが、信用を得た結果売り上げもあがりました。
コンサルと教室と信用の積み重ねによる二次的利益
結果:報酬を渡しつつ販売代行依頼が可能になりました(=雇用と労働からの解放)
いよいよ商品を渡して売っていただき、代行費用を割合で渡すという関係性が出来上がりました。
これは狙っていたわけではないですが、コンサル後初出店時商品を売ってくれないかと提案した所通ったことがありまして、私が複数人いなければ上がらないであろう成果が上がるようになりました。
いよいよ順風満帆という感じですね。あとは継続的にできる範囲で事業拡大を狙えばいいだけという感じです(笑)。
小学4年時の教訓をリスト化します
- 知識と経験、実績から信用が得られる
- 信用は利益を生み出す
- 知識は物質を必要とせず富を生み出せる
- スキルがあればお金が手に入る
- アフターサービスなどを行うことで信用が得られる
- 人を育てれば雇用できる
- 自身で労働しなくとも雇用することで収益を上げることができる
- Win-Winな関係構築で自分何人分もの利益を生み出せる
これら教訓を得ることができました。現代に転用しましょう。
メルカリで不用品を売る→セドリを始める→起業、個人の強みを生かし大企業が参入しない商品の販路を確保、販売→企業を作り社員を雇う。傍ら知識をもとにコンサルやセミナーをし後続を育て、多店舗展開を行う。
長いので流れ化します
メルカリで不用品を売り利益を上げる ↓ メルカリでの収益を元にセドリを始める ↓ セドリでの利益を元に起業、個人で商品を生産、販売する ↓ 個人から企業体形へ移行、社員を雇用しシステムを自動化 傍らコンサル・セミナーを行い後続を育てつつ他店舗展開を行う
といった所でしょうか。その後について書いた後まとめに入ります。
小学5年生以降
結論:隠居しました(=興味が他に移ったため)
なぜ私がお金を必要としており稼いでいたのかといいますと一重に散財のためでした(笑)。
小学生時点の私はそこにある程度満足してしまい、アフターサービスを続けつつ緩やかに引退していきました。そこからゲームにドはまりします。
結果を言えば楽しかったのでよかったし良い勉強になりました。
まとめ
現在行えるビジネスにも転用可能な教訓をリスト化して見てきました。
最後に教訓と例をまとめておきます。
- 価値のある不要品はお金になる
- 適正価格を付ければ商品は売れる
- マーケットを調査すれば適正価格は見えてくる
- セールストークは大切←買うメリットを明確に提示
- 値段交渉を見越して高めの値段を提示するが、交渉に応じて価格を下げる
- 在庫がなければ仕入れればよい
- 安く買って適正価格で売ると最も利益が出る
- 在庫の補充は価格が下落するタイミングで一気に行う
- 勝てない分野からは手を引く
- マーケットに無い商品を出品する事で利益が出る
- 得意分野を生かせる商品を生み出すための試行錯誤はとても重要
- 自身で商品を作れば仕入れコストが下がる
- 社会のトレンドを読む事で利益拡大を狙える
- 希少性(ここでは小学三年生が制作)は超重要
- 万人をターゲットにした商品展開で利益拡大可能
- すべての性別に対して商品を売ると利益がざっくり倍になる
- 知識と経験、実績から信用が得られる
- 信用は利益を生み出す
- 知識は物質を必要とせず富を生み出せる
- スキルがあればお金が手に入る
- アフターサービスなどを行うことで信用が得られる
- 人を育てれば雇用できる
- 自身で労働しなくとも雇用することで収益を上げることができる
- Win-Winな関係構築で自分何人分もの利益を生み出せる
現在のビジネスに転用した例
メルカリで不用品を売り利益を上げる ↓ メルカリでの収益を元にセドリを始める ↓ セドリでの利益を元に起業、個人で商品を生産、販売する ↓ 個人から企業体形へ移行、社員を雇用しシステムを自動化 傍らコンサル・セミナーを行い後続を育てつつ他店舗展開を行う
とても長い教訓ですが、本当に有用だと思って書きました。
嘘のようなエピソードですが本当にやってきたことではあります。が故になぜビジネスを続けてこなかったのかと書きながら本気で後悔しています。
書き出していて、過去の自分は今よりもよっぽど本質が見えていたんだなと思いつつ、これからまた再スタートです。
記憶喪失レベルで有用なことを忘れておりましたが、隠居生活12年、余生は終わりで再誕生と思って実験開始したいと思います。
今回の記事が参考になれば幸いです😌