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自重トレでの関節リカバリー:膝編

運動と健康

今回は関節と自重トレーニングの関係について書いてみたいと思います。

※私のケースでの回復方法なので、実行の際は自己責任でお願いします。

私は肩・肘・手首・腰・膝・足首とほぼ全ての関節を壊した経験があり、中でも尾を引いているのが肘と膝です。

どちらの関節も古傷のような状態なのですが、リカバリーさせる方法が見えてきました。

なのでこの記事では私が膝を回復させる為に行ったトレーニングとステップアップ方法について書いてみたいと思います。

膝関節の状態

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参考として私の膝関節状況を簡単にまとめてみたいと思います。

膝関節の状態

  • 怪我をした時期:4年前
  • MRIの結果骨に異常は無し
  • 痛みは慢性化・冬は常に痛む
  • 膝表裏共に水が溜まっているらしい
  • 半月板にダメージが有る可能性があるらしい

以上が症状とMRIを取ってもらった後に医者と話して得た結論になります。

重症レベル(歩けない、運動できないレベルと仮定)ではない為手術はしなかったので不明瞭な書き方をしている項目があります。

なので「日常生活は可能・運動は可能だが直ぐに膝が痛くなる・慢性的に炎症状態」という膝をリカバリーしていく話になります。

私の取ったリカバリー方法

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なにせ陸での有酸素運動系(ランニングやHIIT)を行うと直ぐに膝がダメになるので、無酸素運動(筋トレ)でのリカバリーしか選択肢がありません。

なので実際に行った方法として、無酸素運動を使用した回復方法をステップにして紹介してみたいと思います。

※再度になりますが、私のケースでの回復方法なので、実行の際は自己責任でお願いします。

回復までのステップ

  1. 怪我直後は医者からOKが出るまで通院&極力安静にする
  2. 日常生活を数ヶ月継続
  3. 1日の中に立ちの時間を作る(30分~徐々に増やす)
  4. 2ヶ月程度自重スクワット:週1・30回
  5. 間に数ヶ月休憩期間を入れる
  6. 3ヶ月程度自重スクワット:週1・60回
  7. 間に数ヶ月休憩期間を入れる
  8. 3ヶ月程度自重スクワット:週1・90回
  9. 間に数ヶ月休憩期間を入れる
  10. それ以後自重スクワット:週1~7・痛みが出ない程度に数を増やして継続

といった感じでして、主には自重スクワットでのリカバリーを行ってきました。

休憩期間は任意で良いと思いますが、私は安全策としてやらない時期を取り入れました。

休憩期間自体必要かどうかは不明ですが、私はこの方法で年々痛みが軽減しているのでまあいいかなと思っています。

通院や日常生活の総計は8ヶ月程度で、大分大きく何もしない期間を設けました。(初めは痛くて歩くのもしんどかったですからねぇ)

結果一時的に運動不足が加速した訳ですが、無理に動いて関節を壊し二度と運動ができないとかは嫌なので慎重に行動した感じです。

スクワットの効果と考察

ここでは膝の回復とスクワットの関係を考察してみたいと思います。

スクワットの効果と考察

  • 大腿四頭筋増強:膝のサポート効果
  • 低負荷・低頻度:神経の強化(神経は筋肉より成長が遅いため)
  • 軽度な神経損傷の回復:これは体感的な効果
  • 落ちた筋力の回復:何もしない時期に落ちた分の回復

これは考察になりますが、適度な負荷での自重トレには神経の強化と損傷回復効果があるんじゃないかと考えています。

なので神経の回復を考えた場合、自重トレーニング(膝であればスクワット)が有効なんじゃないかなと。

それとリハビリ的な効果として、休ませる時期に落ちた筋力を取り戻し、元の状態に戻してくれる効果もあったのでやってよかったかなと思います。

まとめ

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今回は私の行った「自重トレーニングにおける膝のリカバリー方法」を紹介してみました。

回復までのステップ

  1. 怪我直後は医者からOKが出るまで通院&極力安静にする
  2. 日常生活を数ヶ月継続
  3. 1日の中に立ちの時間を作る(30分~徐々に増やす)
  4. 2ヶ月程度自重スクワット:週1・30回
  5. 間に数ヶ月休憩期間を入れる
  6. 3ヶ月程度自重スクワット:週1・60回
  7. 間に数ヶ月休憩期間を入れる
  8. 3ヶ月程度自重スクワット:週1・90回
  9. 間に数ヶ月休憩期間を入れる
  10. それ以後自重スクワット:週1~7・痛みが出ない程度に数を増やして継続

まだ完治してはいませんが、この方法である程度良くなってきているのでスクワットは継続していきたいなと思います。

他の関節のリカバリーも自重トレや生活習慣の改善等でどうにかなったので、おいおい紹介していきます。

今回の記事が何かの参考になれば幸いです😌